学童教育でボランティアをさせていただきました。
小学校1年~3年生を対象に
「カレー作りゲーム」を通して「お金の授業」をしました。
「限られた予算内で大好きな学童の先生にカレーを作る」
先生が好きなカレーを作ろうとすると、
なかなか予算内では材料が買えません。
子供たちはどうするか?!
グルーフごとに意見を出し合い、
予算内で材料を買って、
何故このカレーにしたか
グループごとに発表してもらいました。
4グループ全て違ったカレーになりました。でも、
「大好きな先生に健康でいてほしいから」
「先生が好きなビーフカレーにしたかったけど
お金が足りないからポークカレーにした」
「色々な具が入っていた方が楽しいと思ったから」等、
ちゃんと理由が説明でき、
予算内でカレーの材料が買えました。
最後に感想を聞くと、
「お昼は自分もカレーが食べたくなった」
「予算って算数と似ていると思った」
「グループで一つの意見にまとめることは難しい」
「みんなで先生のことを考えて選んだ」等、
大人がハッとするような気付きや思いを発表してくれました。
子供たち一人一人の中に
気づく力や考える力、思いやる心、
こんなにも大きな力があるんだと驚きました。
でも、子供たちが最後までゲームを楽しみながら
グループワークができたのは、
それを支えてくれた学童の先生方がいたからです。
先生方のさりげないサポートがあったから
子供たちは自分の中にある素晴らしい力を発揮できた。
大人と子供が支え合って、
実は両方が力を発揮しているのかもしれない
と学んだ私でした。